- 概要 -
青唐辛子とは、トウガラシ属の植物の果実のうち、緑色の未熟な状態で食用されるもののことである。それに対してししとうとは、色や形は青唐辛子に似ているが、辛味はまったくないか微かに辛い(たまに激辛のものもある)。実の先端は丸い。
- 詳しい解説 -
青唐辛子とは、ナス科トウガラシ属の植物で、その果実を食用する。青唐辛子という名称の種はなく。緑色の未熟なままで食べるトウガラシの総称として使われている。ハラペーニョのような辛いものから、伏見とうがらしのような辛くないものまで様々である。
一方ししとうとは、ナス科トウガラシ属の甘味種である。漢字で獅子唐辛子、獅子唐、とも書く。トウガラシ属に含まれるカプサイシンの割合で辛さを量るスコヴィル値では、ししとうの値は0で、つまり辛味成分がないことを示しているが、個体差があって、ししとうでも時々辛いものが混じっている。