あさつきとエシャロットの違い

あさつきとエシャロットの違い

あさつきとエシャロットの違い

- 概要 -

あさつきは、ネギ属の多年草で、ネギの品種のなかではもっとも葉が薄く細い。それに対してエシャロットとは、ネギ属の多年草で、細長い鱗茎(葉的器官が多肉化たもの)をみじん切りにして西洋料理の香味野菜として用いられる。似た名前のエシャレットは、軟白栽培された若摘みのラッキョウで、エシャロットとは別のものである。

- 詳しい解説 -

あさつきとは、ネギ属の多年草である。ワケギにも似ているが、ワケギよりも葉が細く柔らかい。近種に西洋香味野菜(ハーブ)のチャイブがある。

それに対してエシャロットとは、別名「ベルギー・エシャロット」や香味玉ねぎと呼ばれる西洋香味野菜(ハーブ)である。ラグビーボールのような形をした鱗茎(玉ねぎのように葉的器官が多肉化したもの)は、玉ねぎと同様に茶色い皮がついており、それを剥いてから、刻んだりして香味野菜として用いる。日本では、軟白栽培された若採りのラッキョウに「エシャレット」と名づけたため、「エシャロット」と混同されているが、全く別のものである。