小豆と大豆の違い

小豆と大豆の違い

小豆と大豆の違い

- 概要 -

小豆とは、7ミリほどの大きさのえんじ色の豆のことである。主に和菓子や赤飯に使われる。それに対して大豆とは、1センチほどの大きさの

- 詳しい解説 -

小豆とは、東アジア原産のマメ科ササゲ属のアズキ種に属する、6ミリ前後の大きさのえんじ色の豆のことである。小豆は他の乾燥した豆類と異なり、調理前に水で戻さずに直接煮ることができる。乾燥した状態と煮た後とで、豆の大きさはそれほど変わらない。和菓子のアンコや赤飯に入れて使われる。

それに対して大豆とは、東アジア原産のマメ科ダイズ属の豆で、乾燥時は丸い8ミリほどの大きさ、クリーム色をした豆のことである。豆が緑色の熟さないときに収穫したものは枝豆と呼ばれる。普通、熟した豆は乾燥させて保存する。乾燥した豆は固く、調理前に半日以上水で戻してから料理に使う。水で戻すと大きさが膨らんで1.5センチほどになる。大豆からは、納豆、豆腐、豆乳、湯葉、おから、などの加工品が作られたり、味噌、醤油などの調味料が作られたりするので、日本人の食事には欠かせない食料である。