アルパカとウールの違い

アルパカとウールの違い

アルパカとウールの違い

- 概要 -

アルパカとは、南アメリカペルーのアンデス山脈の高地で飼育されている動物であり、その体毛を指す。アルパカウールと呼ばれることもある。一方、ウールとは、羊毛ともいい、ヒツジの体毛のことである。

- 詳しい解説 -

アルパカとは、南アメリカペルーのアンデス山脈の高地で飼育されている偶蹄目ラクダ科ビクーニャ属の動物のことであり、その毛、およびそれを利用した毛織物のことを指す。毛織物としてのアルパカの特徴は、後述するウールよりもやや太いが、光沢があり、柔らかく、保温性に優れていることである。アルパカウールと呼ばれることもある。

一方、ウールとは、羊毛ともいい、偶蹄目ウマ科ヤギ族ヒツジ属のヒツジの毛、およびそれを利用した毛織物のことである。保温性、保湿性に優れている。毛表面のキューティクル状の鱗(スケール)や縮れ(くりんぷ)によって、絡まりあう性質が強く、フェルト化しやすい。