アロエとサボテンの違い

アロエとサボテンの違い

アロエとサボテンの違い

- 概要 -

アロエとは、アロエ属の多年草で、トゲトゲしい肉厚な葉を持つ。それに対してサボテンとは、ナデシコ目サボテン科の多年草である。どちらも多肉植物と呼ばれるが別の種類の草である。

- 詳しい解説 -

アロエとサボテンは、ともに水分を組織内に蓄えている多肉植物である。しかしアロエとサボテンは別の種類である。アロエはキジカクシ目ススキノキ科アロエ属で、肉厚でふちに棘のある葉が特徴である。南アメリカ原産、薬用や観賞用に栽培されるキダチアロエ、食用されるアロエベラなどが含まれている。ワシントン条約で保護されているアロエ属のなかで、アロエベラだけは除外されている。

それに対してサボテンとは、ナデシコ目サボテン科の植物である。茎や葉が肥大化して水分を蓄えており、種にとっては棘状、針状に葉が退化している。耐乾性に優れる。原産は南北アメリカ。食用される種もある。