胃腸炎と食中毒の違い

胃腸炎と食中毒の違い

胃腸炎と食中毒の違い

- 概要 -

胃腸炎とは、胃腸に不調があって嘔吐や下痢を起こしている状態のことである。それに対して食中毒とは、細菌による「食あたり」のことである

- 詳しい解説 -

胃腸炎とは、胃や腸が炎症を起こしたり、潰瘍ができていたりする疾患のことである。胃の痛み、嘔吐、下痢、といった症状が出る。原因は、細菌やウイルスによる感染のほかに、ストレスや暴飲暴食によるものであることが多い。それに対して食中毒とは、食中毒を起こす細菌が体内に入って増殖することで起きる病気である。多少の下痢ですむものから、嘔吐、血便、毒素が神経にまわって命に関わる病気になる場合もある。大腸菌、ウェルシュ菌、サルモネラ菌などが代表である。