稲と米の違い

稲と米の違い

稲と米の違い

- 概要 -

稲とは、イネ科の一年草の植物で、世界中で広く栽培されている。一方、米とは、稲の実のことで、食用とする部分のことである。

- 詳しい解説 -

稲とは、イネ科イネ属イネ種の一年草の植物である。その種に属する草や種を「稲」と呼ぶ。それに対して、米とは、イネの実の部分のことを指す。実から籾殻を取り除いた状態を玄米といい、さらに玄米からぬか部分を取り除いた状態を白米という。米=種ではない。イネの種を、稲作農家ではとくに種籾といって呼び分けることがある。日本ではイネの栽培段階や部位ごとに細かく名前が付けられているが、英語ではすべてriceという一つの単語で呼んでいる。