インディカ米とジャポニカ米の違い

インディカ米とジャポニカ米の違い

インディカ米とジャポニカ米の違い

- 概要 -

インディカ米とは、日本では俗にタイ米と言われる品種で、細長い形をしており、炊き上がった食感はパラパラしている。それに対してジャポニカ米は、日本で普段食べられている米の品種で、楕円形をしており、もっちりした食感である。

- 詳しい解説 -

インディカ米とは、コメの品種の一つで、長粒種とも言われる通り細長い形をしており、炊き上がった食感がパラパラしているためチャーハンやエスニック系カレー料理に合う。主に東南アジアから南アジアにかけて栽培されている。日本では俗にタイ米とも言う。気候が温暖な場所では二期作、三期作も可能。

それに対してジャポニカ米は、日本を含む東アジアで食べられている品種で、短粒種ともいい、楕円形をしている。炊き上がりは水分が多く、もっちりした食感である。東アジア、北アメリカ、オーストラリアの一部で栽培されいる。日本の温暖な地域では二期作が行われている例もある。インディカ米の東南アジアでの炊き方はパスタと同じように茹でこぼす方法が主流だが、日本製の炊飯器の普及とともに、栄養の流出や下水汚染の観点からも日本式の炊き方が広まっている。