ウォッカと焼酎の違い

ウォッカと焼酎の違い

ウォッカと焼酎の違い

- 概要 -

ウォッカも焼酎も同じ蒸留酒であるが、ウォッカはロシア原産の蒸留酒で、原料にライ麦、大麦、ジャガイモなどを用いる。焼酎は日本原産の蒸留酒で、原料に米、麦、サツマイモなどを用いる。

- 詳しい解説 -

ウォッカと焼酎はともに蒸留酒である。蒸留酒とは、原料を酵母によってアルコール発酵させた醸造酒を煮沸し、融点の低いエタノールだけを抽出(蒸留)したアルコール飲料である。ウォッカはロシアや東欧で作られており、原料はライ麦、大麦、ジャガイモ、グレーン、果物などで、蒸留後に白樺の炭で濾過をしたもの。

焼酎は日本、特に南九州で多く作られている。米、麦、サツマイモなどを原料とし、1度のみの蒸留を行ったものを単式蒸留焼酎(旧乙類)と呼び、原料の味わいを深く残す焼酎が多い。糖蜜を原料とし連続的に蒸留を行った連続式蒸留焼酎(旧甲類)は、ホワイトリカーに代表され、味の個性は少ない。