うどとタラの芽の違い

うどとタラの芽の違い

うどとタラの芽の違い

- 概要 -

うどとは、タラノキに似た多年草で、もやしのように白く育てた若い茎の部分を食べる。それに対してタラの芽とは、タラノキの新芽の部分である。うどは草でタラは木、という違いがある。

- 詳しい解説 -

うどとは、セリ目ウコギ科タラノキ属の多年草である。「独活」とも書く。大きくなっても3メートルほど。ウドの大木というが木ではなく草である。若葉、つぼみ、芽、茎の部分を食用する。スーパーで売られている白いものは軟白栽培による(土をかぶせて日に当てずに栽培したもの)。このように人工的に栽培されたものを白ウド、自生しているものを山ウドと区別する。

それに対してタラの芽とは、セリ目ウコギ科タラノキ属タラノキ種に属する落葉低木、タラノキに生える新芽のことである。ウドとは同じ属だが別の種であって、タラノキの場合は3メートルほどの大きさの木になる。新芽は、前年に伸びた枝にのみ生える。頂芽のみを採取し、側芽は残しておく。側芽を採取してしまうと木は枯れてしまう。