うるち米ともち米の違い

うるち米ともち米の違い

うるち米ともち米の違い

- 概要 -

うるち米とは、日本で通常食べられているコメのことである。一方もち米とは、モチモチとした食感のコメで、和菓子や餅や赤飯などに使われる。

- 詳しい解説 -

うるち米とは、イネ科の一年草で、日本で日常的に食べられている白米のこと。白米はイネの種の部分である。半透明の白い粒で、炊くと水を吸収して膨らみ柔らかくなる。うるち米に含まれるでんぷんの種類は、アミロース約20%、アミロペクチン約80%である。

それに対してもち米、イネ科の一年草だが、うるち米と比べて不透明の白い粒で、やや小さい。炊くとモチモチした食感になり、搗いて餅にしたり、おこわや赤飯にして食す。でんぷんの種類は、ほとんどがアミロペクチンで、これによってモチモチした食感が生まれる。