永久歯と乳歯の違い

永久歯と乳歯の違い

永久歯と乳歯の違い

- 概要 -

永久歯とは、一度生えてきたあとは一生涯抜け変わらない歯のこと。一方、乳歯とは生後5、6ヶ月頃から順番に生えてくる歯で、6歳から7歳頃から自然に抜けて順次、永久歯に生え変わる。

- 詳しい解説 -

永久歯とは、6歳ごろから12歳ごろまでの間に順次生え始める歯で、生涯抜け替わらない歯である。親知らずを入れて全部で32本あるが、親知らずが生えない場合もあり、親知らずを除くと28本である。生涯抜けないわけではなく、虫歯や歯周病によって歯を失うことはある。

それに対して乳歯とは、生後6ヶ月のころに前歯から生え始め、3歳で生え揃う歯のことである。全部で20本ある。乳歯は妊娠3ヶ月目の胎児のころから歯の元になる組織が形成され始める。乳歯の歯並びや虫歯の罹患が永久歯の歯並びに影響する。