エッセイストとコラムニストの違い

エッセイストとコラムニストの違い

エッセイストとコラムニストの違い

- 概要 -

エッセイストとは、メディアにおいて随筆風の自由な形式の文章を書く文筆家である。それに対してコラムニストとは、新聞や雑誌のコラム(小欄)で時事問題をテーマに文章を書く文筆家である。

- 詳しい解説 -

エッセイストとは、随筆、評論、論説など、いわゆる「エッセー」といわれるものを執筆してメディアに載せる文筆家のことである。多くの場合、作家であったりタレントだったり、他に本業を持っている者が依頼されて書いている場合が多い。

それに対してコラムニストとは、新聞、雑誌などの線で囲まれた小欄=「コラム」において、時事問題、社会問題、流行っている話題などを取り上げ執筆する文筆家のことである。作家やタレントがコラムを担当する場合も多く、エッセイストとコラムニストの区別は曖昧。「エッセイ」と比べると「コラム」は文字数が少ない、定期的に配信される、時事問題、政治問題など真面目なテーマが多い、といった違いがある。もっとも有名なコラムは朝日新聞の「天声人語」だが、これは論説委員によって匿名で書かれている。