エノキとケヤキの違い

エノキとケヤキの違い

エノキとケヤキの違い

- 概要 -

エノキとは、漢字では榎、ニレ科エノキ属の落葉高木で、高さは20メートル、直径1メートル以上に成長する。一方、ケヤキとは、漢字では欅、ニレ科ケヤキ属の落葉高木である。

- 詳しい解説 -

エノキは漢字では榎と書き、ニレ科エノキ属の落葉高木である。高さは20メートル以上に成長する。樹の色は灰色で象の皮膚のような横シワがある。葉は肉厚で、卵形〜楕円形で葉の縁は鋸状であるが先端は丸みを帯びている。秋に葉が黄色く色づく。

一方、ケヤキは漢字では欅と書き、ニレ科ケヤキ属の落葉高木である。高さは25〜30メートルに達する。幹の色は灰色で、ボツボツしたざらつきがあり、樹齢が高くなると樹皮がはがれおちる。葉はエノキよりも薄く尖った楕円形で、葉の縁の鋸は鋭い。秋に紅葉する。枝を扇状に広げる樹形の美しさから街路樹として植えられることが多い。また、木目の美しさと堅さから建材としても重用される。