エホバの証人とクリスチャンの違い

エホバの証人とクリスチャンの違い

エホバの証人とクリスチャンの違い

- 概要 -

エホバの証人とは、キリスト教系の新宗教である。それに対してクリスチャンとは、正統的なキリスト教信者、キリスト教徒のこと。

- 詳しい解説 -

エホバの証人とは、唯一神エホバ(ヱホバ、ヤハウェ、ヤーウェなどとも言われる)のみを崇拝の対象とする、19世紀末アメリカ発祥の新興宗教である。エホバのみを崇拝するため、預言者であるイエスキリスト、またイエスの母マリアも崇拝の対象にはならない。偶像崇拝を否定し、国旗の敬礼も拒否する。ハルマゲドン(世界の終末をもたらす最終戦争)と、ハルマゲドンの後に選ばれた者は楽園を回復すると信じている。

それに対してクリスチャンとは、イエスキリストを救世主とする宗教の信者で、唯一神ジーザス(英語読み)=エホバを神、イエスキリストを神の子と信じ、旧約聖書と新約聖書を信じる正統的なキリスト教徒のことである。エホバの証人は正統的なキリスト教の教義を一部否定するため、異端であるとみなされている。