- 概要 -
オイルとは、さらさらした液状の潤滑油である。チェーンオイル、ミシン油が代表的である。それに対してグリスとは、べとべとした状態の潤滑油である。
- 詳しい解説 -
オイルとは、液状の油のことで、機械の部品同士の摩擦を軽減する潤滑油のことを指す。さらっとした状態である。
それに対してグリスとは、増稠剤（ぞうちょうざい）が加えられた潤滑油で、オイルよりも粘度が高い。べとべとした状態である。グリースとも。液だれしないため、潤滑の状態が長く保て、防錆に優れる。それぞれに適材適所があり、高速回転する箇所にはオイルを使うが、そこにグリスを使えば粘度が高いために摩擦が大きくなり適切な効果が得られなくなる。