大道具と小道具の違い

大道具と小道具の違い

大道具と小道具の違い

- 概要 -

大道具とは、背景、街並み、家、部屋などの動かすことが難しい大掛かりなセットのことである。それに対して小道具とは、家具、家電、雑貨小物、食べ物など、動かすことができるもののことを指す。

- 詳しい解説 -

大道具とは、テレビや演劇などのセットのこと。街並みや家の中を再現したものから背景まで、持ち運ぶことが不可能なもののことである。廻り舞台やセリなどの仕掛けも大道具になる。

それに対して小道具とは、セット以外の持ち運ぶことが可能なもののことである。ベッドや箪笥やソファーなどの大きな家具も、いわゆる「小物」や「雑貨」、犬や猫などの動物、食事も小道具である。舞台美術のスタッフによる例えで「引越しするときに持っていけないものが大道具、持っていけるものが小道具」と言われている。