お彼岸とお盆の違い

お彼岸とお盆の違い

お彼岸とお盆の違い

- 概要 -

お彼岸とは、春分の日と秋分の日を中心に前後あわせて7日間の先祖供養の日である。それに対してお盆とは、7月中旬か8月中旬のことに行う先祖供養の儀式である。

- 詳しい解説 -

お彼岸とは、春分の日と前後3日ずつを合わせた七日間と、秋分の日と前後の七日間のことで、それぞれの期間中に、先祖供養の法要やお墓参りを行うこと。春分の日と秋分の日の頃は、昼と夜の時間が等しくなり、また太陽が真東から昇り真西に沈むため、悟りを開いたものが到る彼方=仏の住む西方の極楽浄土思想と結び付き特別な日とされた。現世は此岸(しがん)という。

それに対してお盆とは、旧暦7月15日に行う先祖供養のための盂蘭盆会のことである。地域によっては、一月後れの8月15日前後に行う。新暦の7月15日前後にお盆をやる場所もある。