介護老人福祉施設と特別養護老人ホームの違い

介護老人福祉施設と特別養護老人ホームの違い

介護老人福祉施設と特別養護老人ホームの違い

- 概要 -

介護老人福祉施設とは、介護保険法で定められた施設である。それに対して特別養護老人ホームとは、老人福祉法で定められた施設である。介護保険法ができたときに、特別養護老人ホームに介護老人福祉施設の機能を付加した。

- 詳しい解説 -

介護老人福祉施設とは、自宅療養が困難な要介護の65歳以上の老人で、リハビリによる回復の見込みが無い者が入所する施設である。一時的に入所するというより、終生をその場所で過ごす、終の棲家。リハビリによる回復が期待できる場合は、介護老人保健施設に入所する。

一方、特別養護老人ホームとは、特養とも呼ばれ、介護保険法において介護老人福祉施設の機能を有するものとされる。もともと施設の名称として名乗る場合には、特別養護老人ホームということが多い。