海水と食塩水の違い

海水と食塩水の違い

海水と食塩水の違い

- 概要 -

海水とは、海の水のことである。それに対して食塩水とは、水に食塩を溶かしたものである。

- 詳しい解説 -

海水とは、海の水そのものである。海水には塩分が約3%含まれているため、塩辛い味がする。塩分のほかにもミネラルを含んでいる。海水を煮詰めて不純物を取り除いたものが塩となる。

それに対して食塩水とは、水に食塩を混ぜて溶かしたものである。海水と同じ3%の塩分濃度の食塩水を作るには、水1リットルに対して、塩30グラム(大さじ2杯)を入れる。輸液用や傷口や粘膜などを洗う場合に使う生理食塩水は、体液と同程度の塩分濃度で、塩化ナトリウムを0.9w/v%含有する。生理食塩水は処方せん医薬品である。