下院議員と上院議員の違い

下院議員と上院議員の違い

下院議員と上院議員の違い

- 概要 -

下院議員とは、アメリカ合衆国の二院制のうちの下院の議員のこと。上院議員とは、上院の議員のこと。

- 詳しい解説 -

下院議員とは、アメリカ合衆国の国会を構成する二院のうち、下院に属する議員のことである。初期の議会で使用していた建物の1階を使っていたため下院と呼ばれる。任期は2年で総入れ替えの総選挙がある。選挙権は18歳以上。被選挙権(立候補する権利)は25歳以上でかつ7年以上合衆国市民でることが条件である。下院には予算の先議権があり、内政に重点的に関与する。

上院議員とは、各州あたり2名ずつの100名で、任期は6年間である。2年おきに上院議員の3分の1ずつが改選される。選挙権が18歳以上なのは下院と同じだが、被選挙権は30歳以上、9年以上合衆国市民であることが条件である。上院には外交の同意権があり、外交に対する関与が大きい。