かけそばとざるそばの違い

かけそばとざるそばの違い

かけそばとざるそばの違い

- 概要 -

かけそばとは、温かいつゆに蕎麦が入った麺料理のことである。それに対してざるそばとは、竹のすだれが敷いてある入れ物に冷たい蕎麦を盛り、つけつゆに浸けて食べる麺料理である。

- 詳しい解説 -

かけそばとは、茹でた蕎麦に熱い「つゆ」をかけた麺料理である。つゆは、だし汁にかえしと呼ばれる醤油などの調味料を加えたものである。蕎麦は茹でた後に一度冷水で洗ってヌメリを取り(この作業を「しめる」という)、再び湯の中で温めてからつゆをかける。「かけそば」の語源は「ぶっかけそば」との説がある。

それに対してざるそばとは、茹でてから水で冷やした蕎麦をざるに盛り、細く切った海苔を乗せて、かえしと呼ばれる醤油などの調味料をだし汁で割った「そばつゆ」に蕎麦を浸けながら食べる麺料理である。