課題と問題の違い

課題と問題の違い

課題と問題の違い

- 概要 -

課題とは、解決すべき問題のことである。一方問題とは、困難なこと、悩んでいること、質問の意味である。課題の方が問題よりも緊急性がある。

- 詳しい解説 -

課題とは、目の前に突きつけられている解決しなければならない問題や、目上の者から指示された宿題や提出物のことである。最初の意味では「地球温暖化は世界が協力して解決しなければならない課題である」のように用いる。課題に対しては主体的に関わらなければならない感のある言葉である。

それに対して問題とは、具体的な何か困っていることや悩んでいることである。また、質問の意味でもある。前者の意味では、例えば「貧困の連鎖は社会の問題である」のように用いるが、課題の用例と比べると、客観的な立場を感じさせる言葉である。