- 概要 -
株式会社とは、株式を公開して事業の資金を調達する会社のことである。それに対して協同組合とは、組合員からの出資金を事業の資金とする組織のことである。
- 詳しい解説 -
株式会社とは、株を発行し投資家に売った代金を資本として、会社の運転資金や事業費を得る会社のことである。株式を公開していれば誰でもその会社の株主になることができ、業績があがって利益があがれば、株主に配当金がつく。
一方協同組合とは、組合員からの出資金を集めて、それをもとに事業を行う非営利の組織である。生活協同組合（生協）、農業協同組合（農協）、全国労働者共済生活協同組合連合会（全労済）、などがある。事業によって利益が出た場合は、組合員に配当金が割り当てられる。