ガラスとアクリルの違い

ガラスとアクリルの違い

ガラスとアクリルの違い

- 概要 -

ガラスとは、ケイ酸塩化合物の結晶で、硬く透明な物質である。それに対してアクリルとは合成樹脂からできている。ガラスは割れやすいがアクリルは軽くて丈夫。しかし、表面の硬さはガラスの方が優れ、傷が付きにくい。

- 詳しい解説 -

ガラスとは、ケイ酸塩の化合物である硬く透明な物質のことである。窓やコップに使われている。語源は英語のglass(グラス)。漢字では玻璃(はり)、硝子(しょうし、ガラス)とも書く。ガラスのメリットは、透明度が高い、硬度が高く傷がつきにくい、耐熱性、耐薬品性が高く、年月がたっても劣化しにくいことである。デメリットは、一般的なガラスは割れやすいこと(強化ガラスは別)、加工がしにくい、重いことである。

それに対してアクリルとは、透明性の高い合成樹脂である。特にポリメタクリル酸メチル樹脂はアクリルガラスと呼ばれ、ガラスに代わる材質として用いられている。ガラスに近い透明度があり、メリットは、ガラスと比べて割れにくく、加工がしやすく、軽いことである。 デメリットは、熱に弱い、硬度が低く傷が付きやすいことである。