カルビとハラミの違い

カルビとハラミの違い

カルビとハラミの違い

- 概要 -

カルビとは、朝鮮語で「あばら」という言葉に由来し、焼肉の牛バラ肉のことを指す。それに対してハラミとは、牛の横隔膜周辺の内臓肉のことである。

- 詳しい解説 -

カルビは、朝鮮語で肋骨(あばら)を意味する言葉で、焼き肉屋、韓国料理においてはその周辺に付いているバラ肉を指す。豚、鶏もカルビと言うが、一般にはカルビといえば牛のバラ肉を指す。赤身の間に細かく入った脂肪分が多いため柔らかく、脂肪分の甘味、赤身肉の旨味が味わえる人気の部位である。

それに対してハラミは、腹側の肋骨に接する部分のことである。赤身のように見えるが、横隔膜の辺りの内臓肉である。内臓肉のためかつてはポピュラーではなかったが、2000年代に焼き肉屋のメニューになり始め、脂肪分が少なく、ローカロリーでヘルシーな味が女性に受けて人気の部位になった。カルビは100gあたり518kcal、ハラミは342kcalとカロリーが低い。