- 概要 -
川とは、大きさや広さに関係なく、恒常的に水の流れる場所のことを総称する。それに対して沢とは、山間部や緑の多い場所に流れる狭い幅の川のことである。
- 詳しい解説 -
川とは、上流から雨水や雪解け水を集めながら海まで流れ込む恒常的な水の流れのことである。広大な川幅を持つ大河から、一跨ぎできるような狭い川までの総称として使われる。
それに対して、沢とは、山あいにあり、周囲を緑に囲まれて自然のまま岸をもつ小川のことである。地図にも載っていないような狭い範囲での水の流れや、水が湧き出して自然に川筋を作って流れているような数十センチほどの狭さの川とその川岸周辺を指す。しかしなかには長さのある沢や広い河原をもつ沢もある。沢も川の一種であるが、流量が少なく、一級・二級河川の指定を受けていない。川に削られて谷間になっているような地形のところは、沢という地名が付いていることが多い。