カンガルーとワラルーの違い

カンガルーとワラルーの違い

カンガルーとワラルーの違い

- 概要 -

カンガルーとは、オーストラリア周辺に生息する哺乳類。大きな後ろ足、メスは腹部の袋に子どもを入れて育てることが特徴である。それに対してワラルーとは、カンガルーと同じくカンガルー属で、カンガルーよりもやや小型の種を指す。しかし分類学的には両者は同じものである。

- 詳しい解説 -

カンガルーとは、オーストラリア、タスマニア、ニューギニア周辺に生息する有袋目(カンガルー目)カンガルー科カンガルー属の哺乳類。大きな後ろ足を持ち、ジャンプ力が高い。カンガルーという名前は、オーストラリア原住民の言葉で「飛ぶもの」という意味の単語から付けられたといわれる。メスは腹部の袋に子どもを入れて育てることも特徴的である。

それに対してワラルーとは、カンガルーの一種で、分類学的には両者は同じものであるが、カンガルーよりも小さい個体のものをワラルーと呼ぶ。その区別や定義は曖昧である。ワラルーよりさらに小さいものはワラビーと呼ばれる。