看護助手と准看護師の違い

- 概要 -

看護助手とは、病院において看護師の指示に従って医療に直接関わらない雑務を行う補助的な職業で、看護助手になるための資格はない。それに対して准看護師とは、都道府県知事試験に合格した公的資格を持つものであり、医師、看護師の指示に従って看護師と同等の職務をこなすことができる。

- 詳しい解説 -

看護助手とは、病院において看護師の指示に従って医療に直接関わらない雑務を行う補助的な職業で、看護師の助手のこと。看護助手になるための資格はない。業務内容は病院によって異なるがシーツ換え、配膳、食事の介添え、掃除などである。着ている制服が異なるので看護師と区別が付くことが多い。

それに対して准看護師とは、中卒後に准看護師養成所に通うか高校の衛生看護科で学び都道府県知事試験に合格した公的資格を持つ者のこと。医師、看護師の指示に従って看護師と同等の職務をこなすことができる。そのため、患者からは正看護師と准看護師の区別はほとんどつかない。