偽造と捏造の違い

偽造と捏造の違い

偽造と捏造の違い

- 概要 -

偽造とは、本物とそっくりな偽物を作りことである。一方捏造とは、存在しないものを存在するかのようにでっち上げることである。

- 詳しい解説 -

偽造とは、本物に似せた偽物を作ることである。例えば、偽造パスポート、偽造コイン、偽造カードなどのように使う。

それに対して捏造とは、実際には存在しない物や事象を、存在するかのように嘘をつくこと。でっち上げ。かつて世間を騒がせた旧石器捏造事件では、あらかじめ自分で仕込んでおいた石器を実際には石器が存在していなかった時代の地層から「発見」したように見せかけていた。この場合、前・中期旧石器時代の石器は存在していないものなので、捏造にあたる。