規則と規程の違い

規則と規程の違い

規則と規程の違い

- 概要 -

規則とは、広い意味での「約束事」を表すことばである。ルールと置き換えることができる。上位の国家機関が定める法令にも使われる。一方規程とは、下位の国家機関が定める法令に使われる。

- 詳しい解説 -

規則とは、物事を行う際の標準的な決まりごとのこと。約束。ルール。秩序があること。例えば「規則を守る」「規則正しい」など。ある集団内での決まりという意味で最も一般的に使われる言葉である。また、最高裁判所規則・人事院規則、教育委員会規則など、法令の名称に使われたり、地方自治体の長の定める規則などがある。

規程とは、規則を制定する行政機関よりも下部の組織が定める法令の名称として使われる。事務決裁規程、会議規程、などである。両者の明確な区別、定義はないが、規則の方が広い意味で使われる。