着物と浴衣の違い

着物と浴衣の違い

着物と浴衣の違い

- 概要 -

着物とは、日本固有の民族衣装のことである。絹製で格式の高い着物は正装として着用できる。それに対して浴衣とは、もとは下着として使われていた簡素な着物である。祭りのときに着られている。

- 詳しい解説 -

着物とは、日本の民族衣装のことである。直線的に切った布を縫い合わせて作られており、紐や帯を用いて着る。古来からの民族衣装が形態を変えていきながら近代になって今日の形になった。素材は、絹、毛(ウール)、麻、ポリエステルなどの化繊がある。

それに対して浴衣とは、着物と同じ形をした衣服だが、もとは湯浴みのときに着た下着の類であり、人前に着てでるものではなかったが、今日では夏祭りのときに着る定番の衣装になっている。素材はほとんどが木綿、また化繊もある。舞台の上や茶道のお茶会、改まった席には着てはいけない。