教会と寺院の違い

教会と寺院の違い

教会と寺院の違い

- 概要 -

教会とは、キリスト教の宗教施設である。英語のチャーチにあたる。一方、寺院とは仏教の宗教施設であるが、他宗教の施設でも○○寺院と呼ぶことはある。

- 詳しい解説 -

教会とは、キリスト教の信者のための宗教施設である。英語ではチャーチといい、語源は「人々の集うところ」というギリシャ語。本来は信徒を束ねる組織を指している。それに対して寺院とは、もっとも一般的には仏教の寺のことで、とくに宗派の総本山のような規模の大きい寺のことを指す。

しかし、他の宗教の施設に対しても、ヒンドゥー教寺院、ユダヤ教寺院、道教寺院などと呼ぶこともある。ウェストミンスター寺院、ノートルダム寺院などは、本来は大聖堂と呼ぶものだが、日本では「寺院」の訳語が一般的になっている。