業務と職務の違い

業務と職務の違い

業務と職務の違い

- 概要 -

業務とは、継続して従事する事務または事業の全般を指す。企業部署の業務の他、一般個人の日常的な自動車の運転なども「業務」の扱いとなる。それに対して職務とは、ある職業に就いている個人が行う任務のことである。

- 詳しい解説 -

業務とは、企業や自営業者が行っている商売や事業のこと、あるいは個人が継続的、反復的に従事する行為のこと。前者の用例は「会社の業務内容」「業務用食品」などで、後者の用例は「業務上過失」などで、これは自動車の運転といった日常生活での行為を含む。

それに対して職務とは、職に従事する各人が担当する任務のこと。たとえば、守秘義務は「職務上知りえた内容」に対してであり、「業務上」ではない。他の用例では「職務経歴書」などがある。つまり、業務は仕事内容を組織的に表しているのに対して、職務とはより個別的に表している。