- 概要 -
銀行とは、預金業務、融資などを行う営利企業である。それに対して農協とは、農業従事者のための共同組合のことである。そのなかの銀行に類する事業を展開するのはJAバンクである。
- 詳しい解説 -
銀行とは、顧客から預金を預かり、そのお金をもとに、企業や個人に融資し、融資先から返済の利息を取る営利企業である。農協とは、農業の振興と農家の発展を目的とした組織で、銀行のような金融事業をJAバンクという。農協を利用することができるのは、農業を自ら営む農業者(正組合員)か、農家ではなくとも承認と出資金の払い込みで資格を得られる准組合員だけである。営利目的の銀行ではないため、銀行に比べると金利や利率が有利な商品が多い。