- 概要 -
銀だらとは、カサゴ目ギンダラ科の白身魚で脂が乗っていて身が柔らかい。一方真鱈とは、タラ目タラ科の白身魚で、身が締まっている。
- 詳しい解説 -
銀だらとは、、カサゴ目ギンダラ科に属する白身の魚。タラに似ているためにギンダラと名前がついたが、全く別の種である。体長は1m程度で、真鱈との違いは、下あごにひげがない、背びれが2つしかないことである。切り身で売られていることがほとんどで、真鱈と違って、精巣(白子)は食材とならない。真鱈よりも脂が乗っている。
一方、真鱈とは、タラ目タラ科に属する白身の魚である。真鱈の下あごには1本のひげがあり、背びれは3つある。昔から和食と馴染み深い魚で、練り物の多くはタラの身を使っていた。精巣は「白子(しらこ)」と呼ばれ、鍋に入れたりポン酢で食べたりする。また、卵巣も煮付けや焼き物、炒め煮で食される。