- 概要 -
クリアビジョンとは、1980年代末から日本テレビを中心に普及を進められた高精細度テレビジョン放送の形式のこと。しかし対応放送が増えず20年弱で終了した。それに対してハイビジョンとはNHKが普及に努めた高精細度テレビジョン放送の形式のこと。
- 詳しい解説 -
クリアビジョンとは、日本の民放テレビが導入した高精細度テレビジョン放送のことである。NHK主導のハイビジョンに対抗して「クリアビジョン」と名づけた。正式には、エンハスド・ディフィニション・テレビジョン(EDTV)と言う。ワイドアスペクト比16:9、画像解像度480Pを採用。1989年に対応した放送が始まったが、対応する番組が増えず対応機種も売れなかったため、2008年にクリアビジョン放送は終了した。
それに対してハイビジョンとはNHKが開発、普及させた高精細度テレビジョン放送の形式のこと。正確な名称はハイ・ディフィニション・テレビジョン(HDTV)である。ワイドアスペクト比16.9、画像解像度1080i/pである。