ケンサキイカとスルメイカの違い

ケンサキイカとスルメイカの違い

ケンサキイカとスルメイカの違い

- 概要 -

ケンサキイカは、ヤリイカ科に属し、エンペラ(いわゆる耳)が長く、胴体(外套膜)を半分以上覆う。一方スルメイカはアカイカ科に属し、全体的に濃い赤茶色でエンペラは短いので、見分けやすい。

- 詳しい解説 -

ケンサキイカとは、ツツイカ目閉眼亜目ヤリイカ(ジンドウイカ)科に属するイカである。

それに対して、スルメイカとはツツイカ目開眼亜目アカイカ科に属するイカで、真イカとも言われる。スルメイカの干物も「スルメ」と呼ぶので、スルメイカを「イカの干物」のことだとする誤解もある。

両者を比べてみると、ケンサキイカのエンペラは胴体(外套膜)を半分以上覆う。一方スルメイカのエンペラは短い。ケンサキイカの腕は太く短いが、スルメイカは比較的細長い。ケンサキキカの色は赤みが薄く、スルメイカは濃い赤茶色をしている。