原子と分子の違い

原子と分子の違い

原子と分子の違い

- 概要 -

原子とは、物質を構成する最小単位である。原子核と電子からなる。一方分子とは、原子が2個以上集まった化合物のことである。

- 詳しい解説 -

原子とは、物質を構成する最小単位で、物質を分割していって元素の性質を有する最小の微粒子。原子は、さらに微細な原子核と電子が電磁相互作用によって結びついたものである。

一方、分子とは、複数の原子が集まっている結合体である。物質がその科学的性質を保って存在しうる最小の構成単位とみなされるもの。2個の原子から構成される分子から、数万の原子から一つの分子となる高分子まである。例えば水(H20)の分子は、水素原子2個と酸素原子1個で構成されている。