硬水と軟水の違い

硬水と軟水の違い

硬水と軟水の違い

- 概要 -

硬水とは、マグネシウム、カルシウムといったミネラルを多く含む硬度の高い水のことである。それに対して軟水とは、ミネラルが少ない硬度の低い水のことである。硬水は口当たりが重く、軟水は口当たりがまろやかである。

- 詳しい解説 -

硬水とは、硬度が300以上の水のことである。硬度とは、水に含まれているマグネシウム、カルシウムの含有量を数値化したものである。一リットル当り300mg以上のものが硬水である。ヨーロッパや北米の天然水は硬水が多い。

それに対して軟水とは、硬度が100未満のものである。日本の水道水や天然水はほとんどが軟水である。軟水は、紅茶、緑茶、コーヒーを淹れたり、調理したりするのに向いているといわれている。硬水は口当たりが重い感じがするのに対して、軟水は口当たりがまろやか。硬水はミネラル分の影響で便秘にきくが、反面、飲みなれていない人が飲むと下痢をするといわれている。俗に海外旅行で「水が合わない」と言われる原因は、硬度の違いによることが多い。