コーヒーカップとティーカップの違い

コーヒーカップとティーカップの違い

コーヒーカップとティーカップの違い

- 概要 -

コーヒーカップとはコーヒー専用のカップのことで、ティーカップよりも口がすぼまっているものが多い。陶器製、磁器製、ともに見られる。それに対してティーカップは口が広がっているものが多く、磁器製がほとんどである。

- 詳しい解説 -

コーヒーカップとは、コーヒーを飲むためのカップのことである。それに対してティーカップとは、ティーつまり紅茶を飲むためのカップである。形の上での違いは、コーヒーカップの口はすぼんでいるが、ティーカップの口は広がっている。これは、紅茶に比べて抽出温度が低いコーヒーを冷めにくくするため、また、香りを立ちやすくするためと言われる。ティーカップの口が広がっているのは、熱湯で淹れる紅茶の熱を冷ましやすくするため、また、紅茶の色を見やすくするためと言われる。

コーヒーカップには陶器製のものや色のついたカップもあるが、ティーカップの場合、ほとんどが耐熱性の高い磁器製である。また、水色(すいしょく)を楽しむために、外側の装飾がどんなに凝ったカップであっても、内側はほとんど白である(縁やワンポイントの装飾はある)。