国会と政府の違い

国会と政府の違い

国会と政府の違い

- 概要 -

国会とは、投票による国民からの信任を得て国会議員となった代議士により構成され、法律を作る立法府のことである。一方、政府とは、内閣総理大臣および国務大臣で組織される内閣、および内閣の下で行政を担う各省庁などの含めた行政機関のことである。

- 詳しい解説 -

国会とは、投票による国民からの信任を得て国会議員となった代議士により構成され、法律を作る立法府のことである。衆議院と参議院の二種類があり、任期の違いや役割の違いがある。両院で意見が対立したときは衆議院の議決が優先される。

一方、政府とは、内閣総理大臣および国務大臣で組織される内閣、および内閣の承認を経て大臣に任命権がある各省の事務次官以下の行政機関を指す。一般職の国家公務員(省庁職員)は含めない場合もあり、定義はあいまいである。広義には、行政、立法、司法を含めた国家機関すべてを指す場合もある。