コロンとセミコロンの違い

コロンとセミコロンの違い

コロンとセミコロンの違い

- 概要 -

コロンとは、前の文章のなかの言葉を詳しく説明するときや、列挙や「すなわち」といったニュアンスの接続の用法に用いる「:」の記号である。それに対してセミコロンとは、節同士を繋げる「そして」「でも」のニュアンの接続の用法に用いたり、事項を列挙するときに使う「;」の記号である。

- 詳しい解説 -

コロンとは、「:」の記号のことである。英語の用法では、コロンの前には独立節の文章があり、コロンの後ろは独立節である必要はないが、前の内容をさらに詳しく説明するときや、定義をするときなどに使う。例文 I like Japanese food: sushi, tempura, and sukiyaki.「すなわち」「つまり」などに相当する。

セミコロンとは、「;」の記号のことである。ピリオド「.」とカンマ「,」をあわせたような意味を含んでいる。同等な独立節を繋げる接続副詞の働きや、コロンで始まる説明のなかで事項を列挙する働きがある。例文 I like Japanese food; My mother like Chinese food.「そして」「でも」「一方」などに相当する。