コンプレッサーとリミッターの違い

コンプレッサーとリミッターの違い

コンプレッサーとリミッターの違い

- 概要 -

コンプレッサーとは、音量差を圧縮する音響装置を指す。リミッターとは、音量に一定の上限を設定し、それ以上の出力に制限をかける音響装置のことである。

- 詳しい解説 -

コンプレッサーとは、「圧縮するもの」の意味で、音量差を圧縮するための音響装置を指す。楽器の音量は均一ではなくばらつきがあるのが普通で、音量の大きな部分は低く抑え、小さい部分は上げるため、結果的に音圧が高まる。

それに対してリミッターとは、音量に一定の上限を設定し、出力に制限をかける音響装置のことである。原理はコンプレッサーと同じため、コンプレッサーとリミッターが統合されて一つの機器となっているものもある。圧縮比が10:1以上だとリミッターとされる。どちらも、ハード機器のほか、パソコンで音を操作するソフトウェアもある。