ザーサイとメンマの違い

ザーサイとメンマの違い

ザーサイとメンマの違い

- 概要 -

ザーサイとは、アブラナ科の葉物野菜の根元に近い部分の
肥大した茎部分の漬け物のことである。一方メンマとは、麻竹という竹の漬け物を味付けたものである。

- 詳しい解説 -

ザーサイとは、アブラナ科の越年草で、からし菜に似た野菜の根茎を唐辛子や酒や塩で漬けて発酵させた中国四川省発祥の漬け物である。ゴツゴツした塊状になっており、それを塩抜きしてスライスして食べたり、料理の材料に使ったりする。

それに対してメンマとは、麻竹(マチク)という柔らかい竹を細く切って、塩漬けして発酵させたのち、塩抜きして調味料で味付けしたものである。支那竹(シナチク)ともいうが、シナが中国の蔑称だとして使用が避けられたため、今日ではメンマという語が一般的に使われている。日本ではラーメンとの具としておなじみだが、中国ではラーメンに乗っていることはない。