サインペンとマジックペンの違い

サインペンとマジックペンの違い

サインペンとマジックペンの違い

- 概要 -

サインペンとは、水性インクのフェルトペンのことであり、もとはぺんてる株式会社の商品名である。それに対してマジックペンとは、油性インクのフェルトペンのことであり、もとは株式会社内田洋行の商品名である。

- 詳しい解説 -

サインペンとは、ぺんてる株式会社の登録商標で、フェルトペンのことである。水性インクの商品である。しかし一般名称化しており、フェルトペンの意味で広く使われている。

それに対してマジックペンとは、株式会社内田洋行の登録商標である正式名称『マジックインキ』の別称であるが、マジックが一般名称化するに伴い、他社から発売されている商品にも「マジック」の名前がついている場合がある。元々は油性インクの商品で、揮発性の高い有機溶剤を用いているため、刺激臭があったが、近年は安全性に配慮した商品や、水性インクの商品もある。どちらも、一般名称は「フェルトペン」または「マーキングペン」、「マーカーペン」というが、サインペンは水性、マジックは油性、という緩やかな区別がされている。