雑所得と事業所得の違い

雑所得と事業所得の違い

雑所得と事業所得の違い

- 概要 -

雑所得とは、利子、配当、不動産、事業、給与、退職、山林、譲渡、一時所得に関わるもの以外の所得を、雑所得という。それに対して事業所得とは、事業を行っていて得られる所得のことを指す。

- 詳しい解説 -

雑所得とは、利子所得、配当所得、不動産所得、事業所得、給与所得、退職所得、山林所得、譲渡所得、一時所得に該当しない所得のこと。公的年金、非営業用貸金の利子、著述家や作家以外の人が受ける原稿料や印税などは雑所得に入る。

事業所得とは、農業、漁業、製造業、卸売業、小売業、サービス業などの事業による所得のことである。事業所得と認められれば、取引などで損失が出た場合、損益通算できる。しかし副業として行っている場合は、事業所得として認められるのは難しく、雑所得の扱いになる。