サラミとビーフジャーキーの違い

サラミとビーフジャーキーの違い

サラミとビーフジャーキーの違い

- 概要 -

サラミとは、豚のひき肉に塩やハーブで味付けして腸詰して乾燥熟成させたドライソーセージのことである。それに対してビーフジャーキーとは、牛肉の薄切り肉を味付けして乾燥させたものである。

- 詳しい解説 -

サラミとは、イタリア発祥のドライソーセージのことである。豚のひき肉、塩、ラード、ラム酒、ハーブなどが原材料で、腸詰した後、温度9〜10℃、湿度70〜75%で60〜90日間乾燥熟成を行う。ソーセージと同じように筒状の形をしており、それを薄切りにして食べる。アメリカや日本では、ピザのトッピングとしてなじみがある食材である。カロリーは100g当り497kcalである。

それに対してビーフジャーキーとは、味付けした牛肉を干した保存食のことで、硬く薄く乾燥している肉である。南米の先住民の言語、ケチュア語で、日干し食材を「チャルケ」「チャルキ」と呼んでいた言葉から、英語のジャーキー(jerky)に変化したといわれる。塩、スパイス、ハーブなどで味付けをしたのちに乾燥させて作られる。ジャーキーは牛肉が一般的だが、牛肉の他にも鮭、鶏のササミ、馬肉、豚肉なども使われる。カロリーは100g当り315kcalである。