疾患と病気の違い

疾患と病気の違い

疾患と病気の違い

- 概要 -

疾患とは医師など医療の専門家が主に使う用語で、外因性の怪我から内因性の病気まで広く体の不具合を指すときに用いられる。それに対して病気はより日常的な単語で、内因性の体の不具合を指すものである。

- 詳しい解説 -

疾患とは医師など医療の専門家が主に使う用語で、外因性の怪我から内因性の病気まで広く体の不具合を指すときに用いられる。特定の病名がないものや、症例の幅が広い病気や怪我のとき、それらを総称して、外傷性疾患、難治性疾患、先天性疾患といった用例がある。医者が患者の症状を客観的に捉えたものが疾患だといえる。

それに対して病気はより日常的な単語で、内因性の体の不具合を指すものである。外因性の怪我を病気とは呼ばない。病は気から、ということわざもあり、「病気になっている状態」を主観的に捉えたものが病気だといえる。