シナモンとニッキの違い

シナモンとニッキの違い

シナモンとニッキの違い

- 概要 -

シナモンとは、東南アジア原産の樹木の皮を乾燥させたスパイスのことである。一方ニッキとは、シナモンの近種でシナモンより辛味が強い。

- 詳しい解説 -

シナモンとは、クスノキ科ニッケイ属シナモン種の樹木、またその皮を乾燥させたスパイスのこと。スモーキーな甘い香りが特長で、カレー料理やお菓子に使われている。

それに対してニッキとは、クスノキ科ニッケイ属ニッケイ種、またはシナニッケイ種の樹木で、ニッケイ、肉桂とも呼ばれるスパイスである。ニッキあるいはニッケイは、シナモンの日本語訳としても使われ、同じものと考えられることも多いが、種が異なっており、ニッキの方がシナモンより辛味が強い。肉桂の皮は桂皮といい、漢方薬として使われたり、京都の銘菓「八つ橋」の材料として有名である。